Disk-A ZONE

<< BACK / MENU / NEXT >>
D.I.Y
「スペアタイヤ・フロント移設」

(制作費289円〜)



とにかく 
荷物が載らない このクルマ
座席後部の貴重な収納スペース

スペアタイヤによって
その半分近くを占有されています

ということで――

狭い車内に わずかな収納スペースを求め
ボンネット内の無駄なスペースを有効利用!
 
購入当初からの憧れだった
「スペアタイヤのフロント移設」
行ってみることにしました

今回は ついにクルマへの穴あけ
(完全には元に戻せない)加工に挑戦

※スポット溶接部分を外すだけなので
ボルトで止めれば 一応戻せます…




でも、その前に…

AZ-1のスペアタイヤも 開発段階では
ビートと同様 フロントボンネット内部に
設置される予定だったそうです…しかし

発売前になり それまではなかった
軽自動車の
衝突安全規制
ができ 衝突試験を行ったところ

前面からのクラッシュ時 スペアタイヤが
フロント内部のステアリングシャフトを押し
ドライバーにハンドルが迫ってくる
という可能性があった為に
現在の位置になったそうです


※もし今回の作業を参考にされる方は
この点を踏まえ 得られた結果に
関しては自己責任でお願いします





▽ 材料 ▽


ゴムパッキン粘着付(5mm×15mm×56mm)
(CRゴム製)
タイヤ固定用円盤のスペーサー用(4個入り)
ホームセンターで購入 価格
189円


ナット(M6)×2コ
(ステンレス製)
タイヤ固定具の固定用
ボルトのほうは 固定具に使われていたものを流用
ホームセンターで購入 価格50円×2


使用した道具
電動ドリル(ドリル穴径8mm)・レンチ




▽ 作成手順 ▽

1.土台取り外し


まずは ボンネット内の青マル部分
上下左右4本のボルトを外し
タイヤを載せる
土台を取り外します




2.ジャッキハンガー取り外し


取り外した土台に 溶接されている
ジャッキハンガーを 取り外す為
青い点で示した スポット溶接部分へ

電動ドリルを使って 穴を開けていきます


表(写真)側より ひっくり返して裏側から
開けるほうが 作業をしやすいと思います

溶接箇所はこの部分だけなので
穴をあけると 意外にあっけなく
しかもキレイに 取り外せました




3.タイヤ固定具取り外し


座席後部のカーペットをめくり
ボルト2本で固定されている
タイヤ固定具も取り外します




4.土台に固定具用の穴あけ


ここで一旦 土台をボディに戻し タイヤを載せて
タイヤ固定具の取り付け位置や ボンネットに
タイヤの干渉がないか確認
 問題がなければ

再び土台を外して 
ドリルでタイヤ固定具用の
ネジ穴を開け 固定具をボルト&ナットで固定

(ワッシャーをかませた方が良いかも知れません)

固定具をつけたら 土台をボディに戻し最終固定




5.タイヤ固定


ところが 後部座席に置いていた場合に比べ
固定具がホイールの穴よりも上に出てくる

スペアタイヤの ホイール部分でホールドする
はずの 
円盤パーツが浮いて 今の状態では
タイヤを固定することが できません



そこで円盤の周辺部に 購入した
ゴムパッキンを装着
ちょっとかっこ悪いです(本当は形に合わせた円形のゴム板が欲しかったのですが)

今回はゴム板を使用しましたが 円盤とホイールの隙間
(5mm程度)を埋めて しっかり固定できるのであれば
他のモノでも良いと思います



なんとか 固定できているようです




6.完成


タイヤカバーをつければ ひとまず完成です
あとは 本当にスペアタイヤがボンネットに
干渉していないかどうか 気を付けて様子を
見ていこうと思います

コレで多少なりとも フロントタイヤの接地感が
増してくれれば良いのですが… はたして


<追記>
スペアタイヤのホイール部分と 土台の接触による
キズ防止の為 中央に穴をあけたPPシート
キッチン排水口用アミのゴム部分を使用して
下敷きを作成 (いずれも100円ショップ品)
▼クリックで別窓に拡大画像



<< BACK / MENU / NEXT >>

  ▲ TOP【ページ最上部へ戻る】 ▲  

Copyright
(C) Disk-A zone/
KANAE KOSHIRO





・     ・
HOME

 
inserted by FC2 system