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D.I.Y
「ドアダンパー ストッパーVer.2.3」

(制作費232円〜)



20
10年03月06日 再編集
ガルウイング(というより AZ-1)の宿命
ドアダンパーのへたり
この宿命に立ち向かう


ドアダンパー・ストッパー

なかでも 降車時に使用する
 ミニストッパー
ドアが全く持ち上がってくれない 私のAZ-1では
なくてはならない存在になっています

「降車用 ミニストッパー」


しかし――
AZ-1から降りるたびに 
片手でドアを持ち上げつつ
ミニストッパーを ドアダンパーにハメ込む動作

ちょっと面倒です ”コレをなんとか自動的に…”

そう思い 新たにVer.2.0を作ってみようと
さまざまな形状や素材の検討をはじめました





面倒な加工や取付けを必要としないシンプルな構造
サビや傷の心配が少ない ボディにやさしい素材…

素材探しと試行錯誤の末 行き着いたものは――




▽ 材料 ▽

 
パッカー15cm φ31.8) ドア1枚につき1本使用

ビニールハウスで ビニールをフレームに固定する器具
ドアダンパーのシリンダー(黒い部分)が すっぽり通る
少し大きめのサイズ この形状によって最も面倒だった
パイプを縦に切る作業から解放され 楽になりました
ビニールハウス用部品なので耐候性もバッチリ
ホームセンターで購入 価格
127円


結束バンド(10cm)x1


使用した道具
ノコギリ(塩ビパイプ切断用)
100円ショップで購入 価格
105円




▽ 作成手順 ▽

1.パッカー切断


内側に埋め込まれたクリップ部分を残すようにして
片方は全部 もう一方は半分を残して切断します


2.結束バンドを通す


全部切断した側の天面に 小さく穴を開け
細い結束バンドを通して輪をつくります


3.完成


リア側のドアダンパー根元のボルト部分に
結束バンドの輪を引っかけ ストッパーの
開放部が手前になるように装着

※最初はゆっくりとドアを閉めて干渉しないか確認して下さい
フロント側のドアダンパーへは装着できません
ドアを閉めた際 ストッパーが収納できる余裕が無い事と
降りて(外)からのストッパー解除が位置的にやり難い為

(2009/07/12 Ver.2.3の動画を追加)

ドアを開けると 勝手にストッパーがかかってくれるはずです
閉める時は ドアを少し持ち上げてストッパーをずらせばOK


ただ 少しでも自力で持ち上がるドアには
ジャマ以外の なにものでもありませんが

こうして…

自力で上がる
ガルウイングドアの雄姿が――
 新しいドアダンパーへの交換が――

ますます
遠くなるのでした




オマケ


過去のVer.

(2007/09/10 動画をGIFからYoutubeへ)


【Ver 2.0】

(2006/03/05 作成記事分)

真ん中から真っ二つに切断しただけのもの

しかし これでは
雨などで濡れた際にストッパーがドアダンパーとくっついて
一緒に上がってしまい うまく機能しないおそれが…そこで

【Ver.2.1】

(2006/12/10 作成記事分)

ストッパーの下側に穴をあけ タイラップを通して輪をつくり
ドアダンパーのボルト部分に 引っかけるようにしました


しかしこれも長期間使用していると ドアダンパーのかかる部分や
ボールジョイントの基部によって ストッパーが徐々に削られていき
徐々にうまく機能しにくい状態になっていったので…

【Ver 2.2】
(2007/06/26 作成記事分)

このパッカーには内側に金属クリップが2箇所埋め込まれているので
そこがストッパーの両端になるように カット位置を変更しました

この切り方では 従来のバージョンのように
1本のパッカーから ストッパーを2コ作れなくなりますが
これで耐久性が2倍になれば 長い目でみれば同じかと
実際の所 耐久性は2倍以上になりました

【Ver 2.3】

(2009/07/12 作成記事分)

カット形状を変更

上部の半分を残すようにしたことでしたことで
 解除の際 ずらしすぎを防げるようになりました



実はまだ試していないのですが思い付いたものが もうひとつあります

コチラは前回と同じく 塩ビパイプを使用して 
ミニストッパーと
フルオープンストッパーの両方の機能を持たせたもの
です
ただし…加工と取付けに 多少手間がかかります

用意するのはドアダンパーの黒い部分が
すっぽり通る太さ(φ31.8以上)の塩ビパイプ



その縦半分を フルオープンストッパーの長さ(13.5cm)
もう半分を 
ミニストッパーの長さ(8cm程度)で切断

閉めたとき長いほうが下に向くようにドアダンパーに通し装着
ココが 一番のネックになりそうな作業です なぜなら
パイプに ドアダンパーを 通さなければならないので
一旦 クルマから ドアダンパーを外す作業になります
そして片方だけですが ボールジョイントも外す事に…


これなら
ドアダンパーのシリンダー部がミニストッパーの長さを過ぎれば
自動でミニストッパーが機能 フルオープン後は(手動ですが)
フルオープンストッパーにも使用できる…はずです
<※未検証>

(20
10/03/06 追記)
塩ビパイプだけでは Ver.2.2以降の様に
干渉対策(金属クリップ)が行えない為
耐久性に問題が残りそうです



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